僕らは風になる

佐賀セラミックロード車いすマラソン大会2003 アルバム

ナンバー1

天気予報は雨だった。しかも確率は80パーセント。

「絶対降る!」皆がそう思っていた。心なしか実行委員の顔も曇る午前5時半。この日の朝は始まった。

平成15年5月25日日曜日。

14回目の佐賀セラミックロード車いすマラソン大会の朝・・・・・。
まだ、人のいない会場、西有田町立大山小学校。

人の声がしないとこんなにもさびしいのか、それとも天気のせい?

開会式をグラウンドでやるのか、それとも体育館で行うか、実行委員会は最後の話し合いを行っていた。

そして14回目にして始めての体育館での開会式を行うことを決定した。 
7時30分ボランティアが続々と集まってくると、やはり活気に満ちた感じ。
しかし天気は徐々に不安定になり、空を見上げながらいろいろな準備が進んでゆく。
8時30分選手受付。

「雨のふるぎどがんなっと?」

「雨天決行だそうですよ」

「ふらんぎよかねぇ」

「ほんとですね」


しだいに会場に明るさが満ちてきた。

「おはようございます。調子はいかがですか。はい血圧を測りますよ」

「おっ、まあまあね」

「頑張ってくださいね」
ぞくぞくと選手が到着する。まだ雨は小降り。

このまま、小降りのままですみますように。
選手係とのマッチング。

「はじめまして」

「おはようございます。
どちらからいらっしゃいましたか。」

「今日は一日よろしくお願いします。」
開会式のために会場移動。

スロープをうんせうんせと上ります。

雨の大粒も落ちてきた。急いで急いで。
開会式 実行委員長 池田が開会の宣言をいたします。

後ろに翻る「がんばれ ともやくん 栄光のゴール」の応援旗は大山小学校の児童のお手製。今日、ともやくんは大山小学校に通うお兄ちゃんと一緒にセラミックロードを走ります。
雨に負けるな。みんな頑張れ。
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